― 『世界樹』の枝 ―
……知ってる。だからこそだ。
だが同じ属性を司る精霊の祝福を受けた者同志の領域もある。
だから、僕も彼らにはあれ以上強く引きとめはできん。
……だがお前は違うぞ、トオル。
心底足手まといと判断すれば、僕は容赦なくおいてひとりで行く。
少なくとも、そうすれば死ぬ危険は無くなるだけありがたいと思うことだな。
[精霊節まで、ある程度の間柄をそれなりに構築はしたが。
どうやら大地の勇者としての判定はまた別だと、厳しく線を引く所は省みない様で>>153。
先を進み、時折くらりと足元をゆらがせるその足に…>>#24(5x1) ]