[ちょうどデッキに出た場所でオズワルドに気付くと、此方も会釈を返す。そういえばオズワルドも煙草を吸うのだな、ということを思い出し]
奥の自販機でしたら、お煙草とお酒は殆ど売り切れでした。
[そこに用があると言われた訳でもないのだが、先回りして言った。前髪の事を指摘されると、若干バツ悪気に俯き。]
見苦しいところを。いえ、眠い訳ではないのですが。
[いちいち生真面目に返答したが、では何だったか、とは続けずに。だから言われた内容も特段気にしていないのか、ぼやく姿を不思議そうに見ていた。と、その傍ら、小柄な女性に気がつくと]
…ユーリエ・モローさん?あぁ、ちょうど良かった。承諾書と問診症はもう提出されました?