[先程の少女が此方に挨拶をしてきた>>166。
さっきのさっき迄喧騒を起こしていたので、まだ刺々しい雰囲気は拭えて無いのだろうか?
自分はその様に感じるのだが、常と変わらず、喋るのはおっとりとしたもの。]
初めまして、ヴェルさん。
僕はセルウィン、セルで構わないよ。
この桜、満開だけども、もうすぐ散ってしまうね。
だからこそ、儚くても美しい、と言われるし。
恋に似たものを感じさせるかも知れない。
……君は、この花を見て、どう想うのかな?
[何て事は無い、些細な疑問。
眠りに落ちた青年からそっと離れ、少女に問いかけを投げてみた。]