人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

 先生……っ!

[2年もの時を経た現在では、今更過ぎる問い掛け。
 けれどそれほどまでに自分たちを心配してくれていたのは、余りにも恩師らしくて。
 突っ込み入れるリヒャルト>>157を余所に、ロヴィンの傍らへ屈み込む]

 私たちは無事ですっ!
 あれからも、いろんなことがあって……!

[歳月の経過は、自分たちの見た目にも表れているだろうか。
 少なくとも髪の長さは、元のまま変えていないけれど]

 ――だから、早く先生に報告したかったんです。
 またお話することが出来て……本当に良かった……。

[ここに至るまでのあれこれは、語りだせば切りがなさそうだったから、今はその想いだけを口にする。
 尤も、声が詰まってしまったから、語ろうにも語れないというのが正しかったかもしれない*]

(166) 2020/11/28(Sat) 21:05:49 (suzukake)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby