― しばし時は流れ ―[それから幾許かの時間が過ぎた。 恐らくは、自分以外の来訪者たちは既に神魔の許を辞している時間。 本来なら願い叶う所などを見届けるべきだったのだろうが、結局その余裕もないままここに至ってしまった。 色々と巫女失格だとは思うが、これから先に為すべきことを思えば気持ちは切り替えなくてはならない][という訳で、近くの川で身を清めたり、身支度を整えたりして] ――では、そろそろ行きましょうか。[神魔と挨拶を交わすため、再び川沿いを湖の方へ向かう*]