人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


公弟 ヴィンセント

[穏やかな口調で畳み掛ける。]


 聖別されたものだけを食べ、清い言葉のみで育てられる──
 それこそが、「穢れたものに触れたら力を失う」という意味に他ならない。

 この城で、君は我々と同じ空気を吸いすぎた。


 ──今なら、君の血を飲んでも、私は死なないだろう。


[それが、挑発であり、ユーリエを無力化するための策だった。

彼女の信仰心を弱めつつ、その血に吸血鬼の毒を流し込むチャンスを作る。
自身の保険には、凍結や再生など大部分の技の封印と引き換えに、聖血の効果を一時的に弱める薬を服用しておいた。>>101]

(166) 2014/02/24(Mon) 22:47:53

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