確かに…、そうだねぇ。俺も花の手入れしてる方が気楽かも。後で中庭行こうかなぁ[中身が少し擦り減った程度のワインボトル>>151。ローテーブルに置かれたグラスを見下ろし、その色に誘われて、持ち手に手を伸ばす。重めの赤ワインの色の濃さは、一見血液のようにも見えるが、香るのは熟した葡萄の香。] ………ん、これ味飛んでない?[ぬるい赤ワインを舌で転がすも、アルコール分も酸味も、ろくに感じられない。]