[ウルズの名を呼ぶ声>>160も耳に届いたが、そちらの反応する余裕はなく。 地面に打ち付けられるはずだった身は、こちらの下へ滑り込んだレトにより受け止められる>>161] つっ…… レト、何やってるんだよ……。[こちらの重みを受け止めたレトを軽く睨む。 彼だって無傷ではなかったし、これによって傷が開きはしなかったかという不安も込めてのこと。 しかしそれを確かめるより早く、右腕の傷を見咎めたレトが傷口に浄化を施す]