[青紫が真紅へ吸い込まれたか。 もし拒まれたなら、せめてと持ってるだけ透明ジェムを担任へ押し付けただろう。] ……せんせい。 私がここに来た理由、全部、話します。 長くなっちゃう……けど。[でも、できれば建物の中とか、人に聞かれない場所で、と付け加えて。 担任が頷いてくれたなら、近くの民家へ向かおうと。][もし、ローズマリーが自分の記憶の断片を既に視たことを知れたなら、彼女が共に聞く事を拒みはしないだろう**]