[ゆっくり首を振り]お礼はいりませんよ。というより、私がお礼を言う方なのです。少しは役に立てたかな?と思えたので。[事件が起きてからおろおろとし、足を引っ張っているだけの状態である。そのために、誰かの役に立てたことが純粋にうれしかった。ベリアンもライナーも乗らないと言っている。それにウェルシュが怒り始め>>157]は、はい。だけど、ウェルシュくん…船……いっしゃいましたよ?[呆然と離れていく最後の脱出艇を見つめる。どうも、残るものだと思われたらしい]