―― 中庭・鈴カステラの屋台周辺 ――
[俺もだ、という言葉を聞いて。>>114
タイミングの良さにちょっとだけ苦笑いした。
とはいえ歳相応の表情はすぐに引き締まった]
うん、教官たちならきっと、倒れた人を治すのをうまいことやってくれる。
[そのためにも自分にできることはしっかりやろうと思う少年である。>>115
つまりはミヒャエルとともに、屋台の裏のスペースに倒れた人を運ぶということを]
おーい。
[倒れた人の頬を5回くらいぺちぺちとしてみるが、
意識を取り戻した様子はない。
それでも運ぶよ、と声は掛けておいた]