ようこそ、リンザールへ。 遠路遥々、ご苦労様です。 俺は、当主のレオノラ、こっちは、姪のミーネ。 ま、立ち話もなんですし、まずはこちらへ。 難しい話は、休んでからの方が効率いいですからねぇ。[当主と言うにはやや砕けた態度は青年の目にどう映ったか。一緒に出迎えた姪はちょっと呆れたような空気を醸しだしつつ、それでもすぐにそれを飲み込んで可愛らしく挨拶をしていた]