人狼物語−薔薇の下国

178 薄暮の海―CLASSIFIED MISSION―


主計少尉 ウェルシュ

―医務室―

[コ・コン。軽ーくノックをして扉を開ける]

失礼します。

[本来ならば名乗りをあげた上で入るべきなのだろうが、そこは慣れたもので。
自分が怪我をして来ることは滅多にないが、仕事柄色々な伝達や簡単な――いってしまえば、おつかいのようなものを言付かってこちらに足を運ぶことはよくある。

慣れと、ここでは階級や年齢で無駄に気を使わずに済むという気楽さから、手が開いた時には手伝いに来たりもしていた。
もちろん専門の知識がある訳ではないので、さほど役に立つ訳ではないが]

アレクシスさん、足りないものはないです?

[いつもの調子でアレクシスに声をかけ、医務室の中を見回せば、先程もうそんなに顔を合わせることはないかと思った相手が目に入るだろうか。
ベリアンと話しているようなら不思議そうな顔をするだけで、アレクシスの許可をもらって薬品類が足りているかをチェックしようとする*]

(166) 2014/04/17(Thu) 07:55:48

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