……ユリウス!![そう叫ぶと、立ち上がり。床に飛び散ったガラス片には目もくれず、神父は怪我をしている金髪の男の方へと近づいていく。] ……信じられない。まさか、生きていたなんて。 そんなに怪我をしてどうしたんですか。 もっと顔をよく見せ………… …………あ。[涙ぐんだ瞳で語りかけたが、ようやく気づく。]