て、え、ちょっ……。
[響く咆哮と共に地を貫いた一閃が導いたもの。
そこからの一連の出来事は、全く予想外のもので。
声を出す事もできず、半ば呆然と繰り広げられる変化を見つめるしかなかった。
それでも、苦悶の声>>151が聞こえた時には、びく、と大きく身を震わせて。
上がりそうになった声を抑えるように、手で口元を覆っていたりしたのだが]
…………え、と。
………………龍………………?
[やがて、現れた姿。
口をついたのは、どこか呆けた響きの声。
呆然としていた意識を揺さぶり、覚醒に導いたのは、響いた咆哮>>152と、意識に落ちたコエ]