[対岸へと視線をやる。東から巻き上がる砂煙。反対から別の騎兵が砂煙を上げる様子から東の騎兵は友軍と見れた。寡兵であれ、挟み撃ちの効果は得られよう] 騎兵の諸君。 存分に駆け回ってくれ。[傭兵に対し、正規兵のような指示はしない。砦でクロイツに任せたように、彼の知り合いに小隊の指揮を頼んである。40で1隊を組む5つの小隊が渡河を終えた部隊目掛け突進を始めた//]