― 第2エリア・通路 ―
[Nルームを出て、自室に向かっていれば、進行方向に何やら通信をしている乗務員さんを発見。>>161
お疲れ様です、と足を進めた時。
覚えのある「匂い」に驚きで目を見開いた。
ローさん、オズワルドさんと同じ…!じゃあ、彼も――――
3人、もしかしたらもっといるのか?
こんなに『人狼』がいたなんて、これまでどうして気づかなかったんだろう。
自分の呑気さに悲しくなりながら端末で確認すれば、彼は、「ソマリ・フォッシェル」さん。
ローさんには「好きにしろ」って言われたけど>>109、彼も同じことを言うのかな。
まあ『人狼』に比べたら俺にできることなんて限られてるし、役に立つかもわからないし…と少しへこみながらも、ソマリさんが通信を終える頃を見計らって、彼に近づき。]
ソマリさん、だよね?
セルウィンは俺だけど、もしかして俺のこと探してた?
[決して盗み聞きではない。たまたま聞こえてきただけだ、たまたま。
何故か俺を探していたらしい>>161彼に声をかければ、どんな反応が返ってきただろう。]