人狼物語−薔薇の下国

21 剣と想い ─少年たちの継承戦争─


籠鳥 マリエッタ

 ― 戦場・河岸方面 ―

 気配が薄く広がっているのは……援護の術のせい?

[術の残滓に眉を顰める。
 海精軍側が僅かに押されて見えるのはそのせいか。
 しかし氷竜軍側も攻め続ける意志があるにしては少数で、引くに引けない状態なのだろうと判断する]

 ――皆さん、わたくしの援護はもう結構です。

[そう声を掛けたのは、海精軍側の後方に紛れる形になった後のこと]

 ここから一気に前方へ。
 奇襲にて氷竜軍を下がらせてください。

(165) 2013/07/15(Mon) 02:34:37

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