でも……信じて欲しい。約束はきっと守るから。きっとこの争いは、静めてみせる。そして君と国と民とを守るから。兄上も、きっと同じ気持ちでいるから。だからもう少しの間、信じていて欲しい。 …───君との約束を、きっと守るよ。[誓うように音にして、顔を彼女へ向ければ視線は交わるか。じっと眼差しを向け、静かにウェルシュは口を閉ざした*]