― 戦場中央・正規軍 ―
[橋を背にした中央部の情勢はめまぐるしく動く。
混戦状態では弩の援護もままならぬ状態。
それでも、歩兵の奮戦>>78 >>79、騎馬遊撃の援護>>1:523もあり、長槍の壁は未だ完全には崩れてはいない。
橋を渡らせまい、とする気迫を持って立つ壁は、当初の200よりも数を減らした170。
弩隊も、踏み込み許し少なからぬ数が削られている。
重装歩兵への牽制に動く中央の騎兵20は、被害らしきものはなかったものの。
唐突な突撃の号>>123に戸惑い、突撃>>124へ対しきる事はできなかったが]
「あー! このままだと、またクレスに突っ込まれるー!」
[そんな、場に似つかわしくない絶叫が響いた後。
騎兵束ねる隊長は、馬首を返す]
「中央の援護、戻るぞ!」
[混戦が加速するなら、少数の利を生かした撹乱を、と。