― ヴァイスメーヴェ/来客室 ―
[>>159 タクマは自分を上座に、アンディーヴを下座へと案内した。
恐らく、入り口に近い所に彼女を置いておきたいという思惑からであろうか。]
そうか。
アンディーヴさんは、僕に逢いに行こうと?
[>>158 先程軽く聴いた理由を、驚きを隠しつつも口に出す。
少し考えれば分かる話だ。
親の七光りも甚だしいが、こう見えても、ウェルシュは有力諸侯の一人。
ストンプは、ウルケルでも随一の造船所を持つ港町。
その影響力は、当の本人が考えている以上に大きいのだろう。]
ストンプの造船所が狙い……なのかな。
――――例えば、帝国の船を造れ、とか?
[そんな風に思い付きを話してみたけれども、彼女は、そしてタクマはどんな反応をしただろう。//]