― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―[海面へと視線を巡らす前、目に入ったのは揺れる蒼い尻尾。>>161]……あ、よかった。意識はあるんだ、な。[言葉が出せない時は尻尾で主張する、というのは昔からの事だから。それが意味する事を理解すると、ほっとしたような声を上げていた][なんてやってる横では、ひょっこり出て来た料理長の指示の下、狩られた海老が回収されて行く。何だかんだ突っ込みながらも、食べられるものは食べる、のはお約束なシュタイフェクルーたちだった]