また、始まったか...[ その様子に軽く舌打ちを漏らし、公子は答えを促す顔で守人を見つめる ]ああなると長い。さっさと進みたいのだが、いいな?[ 苦笑じみた声が、何故か、そこだけそれまでにない、どこか親しげな響きを伴っていたのは、先刻から何やら怒りに震えている少年やら、周囲の者から微妙に突っ込みを受けている守人の様を目にしていたからかもしれない** ]