人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


辺境伯嗣子 オクタヴィアス

[ウェストマール王都であっても、その生活は富裕層と平民層、そして貧民層に分かれていた。
ダーフィトに連れられて行ったのは平民層が暮らす下町。
普段なら見ることのないものが沢山溢れ返っていて、あれはなんだ、これはなんだと訊ねまくったのを覚えている]

[見るものは全て新鮮で、自分が知らないことが多いことに驚いた。
加えて、自分の理想について考えさせられたのもこの時である]


[何度か連れ回された後、オクタヴィアスはラモーラルにも同じような場所があるのかを調べた。
その中で知ったのが、森の民と遊牧の民の存在。
書物だけでは知りきれない部分は、定期的に交代赴任してくる上屋敷の守護兵に話を聞いたりもした]

[詳しい話ばかりではなかったが、いくつかの事柄を知ることが出来た。
農地開墾のために住処を追いやられてしまっていること。
医師を求められてもなかなか遠所までは足を向けられないこと。
それを聞き、手が行き届いていない事実に落胆した]

(165) 2016/02/13(Sat) 02:38:40

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