― 教会・礼拝堂(ミサの直後)
>>152>>153カサンドラ ―
わ…わふわふ!わふふわおおおん!
(も…もちろん!誰にも言いません!)
["勝手に身体が動いて"と必死に弁明するカサンドラに、何度も激しく首を縦に振り、強く頷く。ここで頷いておかないと現世にいられないかもしれない。ただただ謎の危機感が襲ってきた。]
わふ…。おおんわふふわふ。
(はい…。見てしまいました。)
[傷の話になれば、諦め顔で苦笑する彼女に胸が締め付けられる。しかし、"魔物"に傷つけられた、と。
ならば…私なら。その傷を癒す事が…出来る。
魔物とは元々因果から外れた存在。その因果外からの傷であれば、正しい因果の流れに沿ってやれば元に戻す事は可能。
…と言っても、それを施しているのは今の処自分しか知らないけれど。]