人狼物語−薔薇の下国

373 アンドロイドは青い薔薇の夢を見るか?【ライトSF・完全RP】


技師 アデル


[“おかえり”には、“ただいま”と応えるものだ。
常識では知っている。
でも、自分の意思で帰ってきたわけじゃない後ろめたさと、
言ったことのない言葉を、唇が紡げなくて]


 ――…ありがとう。

 …君にも、ナンバーかココのような識別名はあるのか?


[あの博士が、自分を、無条件に「おかえり」と迎えろなどと、
指示を出すとも思いにくい。
目の前の“ジークムント”の単体の判断だろうかと、
瞳を見上げて、謝意を告げた。

“博士のアンドロイド”に多少の葛藤と反発はあったけれど。
このアンドロイドが悪いわけじゃない。分かってる。頭では。]

(165) 2015/09/18(Fri) 13:46:44

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