人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


丑ケ谷 亜梨沙 アリーセ

[あたしが好葉の方を見た事で玲緒の注意が向いたのには気付いていた。
狐色が見えたのはほんの一瞬で、その後は目を凝らしても視えなかった。

>>96赤翡翠に触れるのを見て玲緒が思う事は知らない。
護符であり、仕事の道具でもあるこの首飾りをあたしは殆ど手放した事がない。
今はもういないおばあちゃんの形見でもあるし。
色々な意味で大事なそれを、アクセサリーと一緒のように思われるのは酌だ。
だけど取り上げられたりしたら敵わないから、委員会の仕事を真面目にする事で大目に見て貰っている。
風紀委員として校門の前に立つ時には、流石に人目に触れないようにしているけど。

指先への視線には気付かないまま。
振れた手の温かさはもう忘れてしまったけど、凄く嬉しかった事は記憶には残っている。]

(165) 2014/10/17(Fri) 19:58:40

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