[一通り戻し終えたならば、休憩に入るであろうメンバーを見送って本の修理にかかる為、席に戻る。
翻訳者達の机と少し離れているが見える位置。
その近くを通れば居眠りしている者から精力的に仕事に取り組んでる者と様々だ。
よくあんなチンプンカンプンなの解読できるよな……。
本を読むのは嫌いでは無いが、他言語はさっぱりだ。
感想を抱きながら通り過ぎようとすると危うげに揺れる資料の山が目についた。あ、これは……と思った瞬間、反射的に手が伸びた。崩れそうな資料を抑え、積み直す]
あっぶな……!積み方考えねーと仕事増えるぞ。って、なんだ、アンタか。
[と、そこでその席に座っているのがウェルシュだと気がついた。そして]
その袖で近くの資料落としたりしてね?アームバンド借りるか?
[既に広がっている袖を指して言った]