人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


公弟 ヴィンセント

 
 これ以上は無意味だということを、理解してもらうために君を呼んだ。

 私は、君がこの侵攻作戦の切り札なのだと思っている。
 だが、奇襲殲滅戦であるべき作戦は、すでに時間をかけすぎた。

 聖なる力は、その威力を失っている。

 それでも、強化兵らの身体能力はおそるべきものだけれど、君に関しては無害だ。
 ゆえに戦場から隔離すべきだと思った。
 女子供が抗争に巻き込まれるのは本位ではない。

 ここなら安全だし、退屈もしないだろう。
 君に、読書の習慣があれば、だが。
 

(164) 2014/02/24(Mon) 22:46:37

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