人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


死せる忠臣 クレステッド

[魔法陣への妨害魔法の存在>>155を感じ取れば。クレステッドの顔は初めてそちらの方向を向く。表情には、薄っすらと怒りの念が見て取れるが、それにあえて対抗の魔法を掛けるということはしなかった。
その呪の主がまさかローランドだとは思いもしなかったが。

とは言え、妨害の陣を起動し続けるための魔法詠唱はまだ続いている。相手の魔術師を一人そちらの妨害へ割けるならば、それで十分だと。
ローランドが呪を唱え、力を失った陣を見たとしても。5分もすれば陣は効力を取り戻すだろう。

そして彼は右手を敵陣の方へ向けて、開く。
魔法というわけではなく、「全力でこの場所を止めろ」という全軍への合図である。
その指示はすぐさま見張り台を通して全軍に送られ、陣中部に位置したボアチャリオットやウルフライダー、そして元馬賊の者達も敵陣へ急行を開始した。]

(164) 2014/09/23(Tue) 22:18:24

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