[めぼしいものはもう無いかと、本来の目的に移ろうとした矢先。少し離れた先に置かれていたファイルが目に入った。]フレデリカさん、ダーフィトさんこれ、って……[『7』と記されたそれに目を通すと、二人にも回覧を勧める。差し出す手が、僅かに震えた。友が残したメッセージは、これのことかもしれないと。]