[四角いテーブルの前に座っていた一人は、世話になった相手だった。>>151] おお、ディーク殿か。 温泉なら先ほどすっかり堪能してきたところだ。[掛けられた声に答え、それからバルタを見る。>>155] ああ、そうだとも。 こちら、最高学府《だいがく》に在席されているディーク殿だ。 彼は私の…友のバルタだ。[ディークにバルタも紹介する。友と口にするのに、若干の照れくささと慣れなさがあったが、こんな機会じゃないと言えないので言ってしまおう。*]