レオ・ハイブキ、か。
僕はアイルリート・マガーネルだ。
[一応、女性に対する扱いとして、手の甲を寄せようかともしたが、さてどうだったか]
安心しろ、彼女は間違いなくキミの味方だ。
時間のある時は彼女と共に町の屋台にでも……。
…………。いや。
町に出る時は他に誰か伴っておいたほうがいいかもしれん。
[レオに対して、穏やかに他人を包み込む様な包容力溢れるベルティルデは良い人選であると考えたが。
いや然し、彼女が案内をする門前町観光は、どこかで迷うか何かしそうで凄く不安を覚えるのも間違いない事実ではあったのだけど]