― 宿への道中 ―
[短い時間の中で、
カタリナという名の少女と、いくつか言葉を交わした。
宿の主人とは既知の仲らしく>>134
ひょっこりと現れた
聞けば、村外れで羊飼いをしているそうで>>136
アルビンは目をみはり感嘆の声をもらす。]
たくさんの羊を世話するのは、さぞ大変でしょう
[ロバ一頭すら、こちらの都合で動いてもらうのは一苦労だ。
それが複数頭ともなれば、
体力も根気も、それに愛情も。
並々ならぬものが必要だろう。
動物好きに、なんとやら。
言葉の通り、素直に感嘆せざるを得なかった。]