― 回想・304号室 ―
[一度自身の部屋へゴム手袋を取りに行き、改めて死体を検分していればかかる声>>137。]
ああ、了解。
[この異常事態、ヨアヒムでも流石に考えて動くだろうと、言葉短かに答えながら、アルビンへ視線をやる。
血だらけの指先、思わず顰めっ面になりながら、立ち上がりアルビンとフリーデルの元へ。]
それじゃぁ、行こうか?
みんなもぼちぼち集まってるだろうしな。
それと、だね……。
[遺体に刺さったままのナイフを一瞥し。]
……このナイフ、どうする?
重要な証拠品、持っていった方がいいと思うが。
[フリーデルがうなづいたなら、ローゼンハイムの胸元からナイフを丁寧に抜き取っただろう。]