[シュテルンをつい案じることがあるのは、あの時の事を思い出すためと言うのもあるかもしれない。また発作を起こしているのかもしれないと言う心配。もっとも、それから二度と発作を目撃する事も無かったし、シュテルン自身も明るく活動的になったので、大丈夫かと思っていた。それでも。] なぁ、タクマさん。 シュテルン、あの子――色々と背負ってるんだろうなぁ。[過去。発作の処置を行った直後、タクマに漏らした自分の言葉を、たまに思い出すのだ。*]