[そんな中、オクタヴィアスが体勢を戻した狼に話しかけている。そのやり取りを見守りながら、ユリアの背を撫でて彼女を労った。>>124『開門』と『承認』という言葉に認めて貰えた事を実感する。『始源の双牙獣魔』の名に相応しい風格に聞こえる巨狼の咆哮の後、騎竜師達を漆黒の光が包み込む。]畏まりました。[>>125頼む、という言葉には笑顔で大きく頷いてみせる。動機は仲間達と無事に帰る為であったが、今はかれの信に応えたいという気持ちも生まれていた。]