人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


死せる忠臣 クレステッド

………しかし、だ。
[ここで少し口調を変え。口調は問いかけの色を濃くする]

忌々しいことに我々は、連中がどの程度情報を持っているかを知らない。それ以上に、連中の勢力がどの程度か、ということもまだ解っていない。
さらに言えば、このハールトの地形。

[と言いつつ、地図上のハールトを指さして。それから、鏡の写す光景に目をやり]

こうして見ることこそ出来るが、実際に触れてきたのは連中の側。
……我々は、もしかすると今の情報量では負けているやもしれない。

……そこで、だ。
こんなことを提案したなどとギィ様に知れたら懲罰ものかも知れんが………

スキーアの長と見込んで、お前の意見を聞きたい。

[しっかとヴェルザンディを見据えて、真剣に問いかける]

………このハールト迎撃戦。ある程度の抵抗を装って、あえて捨てないか。
それで連中が油断するならしめたもの。そうでなくても、真っ向切って敗北するよりは、得られる情報も残せる命数も多かろう。……どうか?

(163) 2014/09/14(Sun) 18:16:33

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