― 警備本部 ―
[突然の事態に混乱が生じているかに思われた警備本部だったが、思いの外機能しており。
その中心に居た人物>>157を見てマチスは呆気に取られた]
クレメンスさん!?
[驚きの声を上げる間にも、その横を使いに出される者達が走り出している。
警備本部が機能していたことに納得せざるを得なかった。
やり手の元元帥の話は祖父からも聞いていたし、軍内部でも伝説と化している]
協力してもらえるのはとてもありがたいんですが…良いんですか?
[祝典に来ていたのなら、きっと奥方と一緒だったのだろう、と。
そんな推測を含めて問いかける]