父ちゃんがこんなんじゃ子供が可哀想だろ、ってな
そう思わねぇか、なぁ?
[ゆっくり立ち上がり、ゆらり揺れる指輪に1人問い掛ける。
当然答えが返ってくる事はない、只の一対の指輪だから。
それでも、手放せない大切な物だ。]
……さって、と
今度こそ移動するか
ここで仕事やるのもあれだし、見学と洒落込むさ
[営業許可を申請すれば仕事は出来るだろうけど、船の中でまで仕事をしなければならない程資金に困ってる事はない。
次にいつこの船に乗るか分からないから、現在のシルバー・メリー号を見ておくべく歩き出す。
とりあえず、どんなショップがあるか見学させてもらうとしようか。*]