本当に怖いのは…狼か…それとも人間、か。[確認するよう口ずさむ。自分ではわからないが。今の男はの瞳は、ディーターの冷徹なそれとは似通ったようでまた違った。重くどんよりした光を灯していたかもしれない。]・・・すまないな、こんな話をして。一杯飲むか?[グラスをテーブルの上に置いて。拒まれなければ、液で器を満たすだろう。]