――ええ、本当に凍りそうですね。
さあ、良ければスープでも飲んで体を暖めて行って下さい。
[そして、声をかけて来たパメラ>>160にスープを手渡す。
腹の音が鳴ったのは知らないフリをしてやろう。大人の対応というやつだ。ぼそっとぬるいと呟かれた声にも、いいから黙って飲めや小娘、などと口にしかけて飲み込んだ。]
そうですか。村長にも先日の村集会ではお世話になりました、どうぞお体に宜しくとお伝えください。
[村長の話を聞けば、さして興味もなさげに相槌を打つ。
この少女が叔父と不仲と言う話は知らなくもないが、自分から深く追及したこともなかった。]
(それにしてもよく喋るな…)
[クララに向かってころころと話し続ける少女の話を、割り込むでもなくただ横で聞く。]