…あぇ?
えっと、ここ…
[剥がし液でドライの船体の欠片を剥がして改めて見回してみれば、見覚えがあるそこは、一番最初に蟻が沸いて出た離島だった]
…ふりだしにもどる?
[そんな言葉が思い浮かんだけれど、今はこの島に蟻の姿もなければ巣穴もない。
自分で潰したんだから当たり前だ。
沖合いに視線を移す。
たちこめた霧に照り返すアレは、機銃の放つ閃光だろうか>>157。だとしたら、まだ戦闘は続いているように見える]
もどんないと…ぅー…でも…つらい…。
[お昼ごはんがまだだったのは幸か不幸か。いまもう一度ジェットに点火したら、戻ってきちゃいけないものが呼び戻されそうだから。
そんなことで逡巡していたその場に、連合軍からの調査要員が派遣される予定があった>>44なんてことは、まだ知るよしもなかった**]