人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


【見】 公国軍少尉 ステファン

[互いに軍人の身、頻繁にと言うわけにはいかなかったが、ディークとはその後も時折会って話をしたり、遊びに行くこともあった。
士官学校の他の卒業生とも、幾人かは会ったり、消息を聞くことができた。

学生時代に親しくしていた中で、行方がわからない人々も大勢いる。
帝国の出身だったのか、あるいは軍に仕官せず、他の道を選んだのか。
シュヴァルベという地、士官学校という場所での出会いの行く先はそうなのだと、知っていた。

それでも、いつかきっと会えると信じていた。
公国と帝国の平和が続けば、互いがもっと自由に行き来できるようになると、

――信じていた**]

(163) 2013/06/12(Wed) 22:39:23

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