[喉に向けられるおまじない>>160。痛みが無いため効果があるのかは分からないけれど、幼馴染の心遣いは伝わってきた。だから、表情を微笑みに変えて] 「──うん、先ずは、動けるようにならないと、ね」 「声が出る方法も、探してみる」[幼馴染の手を借りて、再び掌に文字を書いた]