― 鍾乳洞 ―えええぇ……[シロウに残念そうな顔をされて、一歩、足を引いた。 この人のそんな顔に弱い。とても弱い。 おまけに良い訓練とまで言われてしまっては。>>+122 脚力をつけたら、というシロウの言葉>>5:+130が頭に浮かび、 こいつ相手にランニング練習もいいな、だなんて ほんのちょっと、思っちゃったりして。]───ああ、もう。ちゃんと首輪と引き綱つけて、部屋の中ではケージに入れるなら…[思わず妥協案を出してしまってから、頭を抱えた。]