―特別室―
(…transparent!)
[足音が聞き取れない以上、頼りになるのは扉の動き。
扉の影で座りこみ、どれだけ待ち構えたろうか。
・・・扉が動く>>158のを見て、口を塞いで魔法を使う。
全ては、一撃を入れる為・・・]
(ま、勝てはしないだろうけど・・・せめて、一撃ってね。)
[音は、一度。飛びかかるために壁を蹴る音。
狙うのは、首。狙う幅は狭いけれど、腕や骨に邪魔されにくい場所。
・・・着地は、考えない。どうせ、この一撃を外せば後は無いから。
はたして、奇襲は成立したろうか。**]