[そんな時に聞こえたフリーデルの”占い先が選べない”
その言葉を聞いて、己は少しばかり不可思議
……といった顔をする
(とーさんは、念じてその人の事を占っていたから)
唯、偽物であるのなら
半端な事しかできないのだとは言うまいとも]
半端だろうが、一人前だろうが
正直、俺らは君の結果を指針の1つとしている
今正直に、答えてくれたのは有難く思うよ
多分。日数が経ってからなら俺だったら信じ切れんかったろうし
どうしてその人を占ったのだろう、
そんなに――犯人の様だったのか?とかさ
起こりえた可能性はあったわけで
多分言いにくかったろうに、言ってくれてありがとう
[と、彼女に告げる――ただ、少しばかり眉をはの字にしていたのは若しも。彼女が意図せず占った先が人狼なら――
俺は。その結果を信じられるのかと考えていたからだった*]