[魔が高みを悦ぶというのも稚気であると思う。いかに高い塔をたてたところで、天の世界には届かぬものを。]「かほどに人間に肩入れするならば、地上へ赴き、人の間で暮らしてみるがよかろう」 「人間に失望したら、ここへ帰っておいで」「その時は、おまえも人間の”浄化”に賛同してくれるはずだ」