[オヴニルの氷結した身体は『剣の百合』の一撃に耐え切れず、音を立て、粉々に砕け散った] やった ――ベル、やったよ![恐怖を超え、ベルティルデと連携を決めることが出来た。喜色を浮かべ、手を振る玲緒の背後。――オヴニルは未だ死なず。砕かれた欠片が、寄り集まろうとしていることに気付かない]